2008'01.28.Mon
2007年には35枚or曲のCD/Tuneを購入しました。実際は他にもたくさん買っているのですが、日・欧米に限らせてもらって。リストはエントリ最後尾参照。
●ベスト・アルバム(邦・洋混在)(順不同)
* Bloc Party / A Weekend in the City
* Thirteen Senses / Contact
* Travis / The Boy with No Name
* Bonnie Pink / Thinking out loud
* スピッツ / さざなみCD
ちなみに2006年は↓でした。
* Clap Your Hands Say Yeah / Clap Your Hands Say Yeah
* The Life Pursuit / Belle and Sebastian
* ザンサイアン / Cocco
* Writer's Block / Peter, Bjorn & John
* Vocalist 2 / 徳永英明
・・・普通に普通すぎるねぇ。次点はチャットモンチー、Mumm-ra、OK Go、Shout out louds。スウェーデン勢2年連続ランクインならず!Radioheadは集計期間(?)が短すぎたので来年に期待。忘れてるだろうけど。前半は洋楽、 後半は邦楽、的な。Bloc PartyとTravisはサマソニが思い出されますなぁ。ブロパは個人的にはこの2ndの方が好きですが、巷の評判は1stの方が良いようで。トラヴィ スは、NMEの評価がいくら低くてもかまいません。ギターの音とメロですよ。ライブではやさしさに包まれました・・・。スピッツはあいかわらずのスピッツ 節。Clap Your Hands Say Yeahは「Satan Said Dance」以外があんまりインパクトがなかったかも。もう、あれから1年なんですねぇ。
●ベスト・チューン(日本)(順不同)
* 安室奈美恵 / Baby don't cry
* OCEANLANE / Walk Along
* Bonnie Pink / Water Me
* YUI / CHE.R.R.Y
* My Little Lover / dreamy success
ちなみに、2006年は↓でした。
* 恋の煙 / チャットモンチー
* LAST SONG / 風味堂
* This is Love / 宇多田ヒカル
* Tree Climbers / 木村カエラ
* 魔法のコトバ /スピッツ
・・・昨年に輪をかけてミーハーな感じですなぁ。アムロちゃんは肩の力が抜けた良曲。PVが結構好き。OCEANLANEはサマソニで2日目寝坊 して見れなかったバンド。サマソニでもらったiTunesカードで無料get。生で聴きたかったな~。キャッチーな、流行っぽい曲調ですね。ボニピンは久 々のヒット(Tonight, the Night以来。Perfect skyはあんまり・・・)。この曲でアルバムを買う気になりました。YUIは・・・こういう朗らかでわかりやす~いのが合ってると思います。マイラバは、 離婚後の引き続きの活動の祈念を込めて。Tommy Februaryが活動停止(?)中の隙間をねらったような、昔では考えられない音ですが、嫌いじゃないです。かなり。次点は絢香×コブクロ 「WINDING ROAD」。単体では大して好きじゃないけれど、これはデュエット(?)のお手本みたいな曲ですね。
↑を踏まえた今年のべストを1枚のアルバムにしてみました。え?あまり踏まえてないって??
1 All The Love In Your Hands by Thirteen Senses
2 Uniform by Bloc Party
3 Pressure Suit by Aqualung
4 Baby Don't Cry by 安室奈美恵
5 My Eyes by Travis
6 Satan Said Dance by Clap Your Hands Say Yeah
7 Water Me by BONNIE PINK
8 Your Love Alone Is Not Enough by Manic Street Preachers
9 オトメモリアル by PUFFY
10 Tonight I Have To Leave It by Shout Out Louds
11 Walk Along by OCEANLANE
12 dreamy success by My Little Lover
13 CHE.R.RY by YUI
14 漣 by スピッツ
●ベスト・アルバム(邦・洋混在)(順不同)
* Bloc Party / A Weekend in the City
* Thirteen Senses / Contact
* Travis / The Boy with No Name
* Bonnie Pink / Thinking out loud
* スピッツ / さざなみCD
ちなみに2006年は↓でした。
* Clap Your Hands Say Yeah / Clap Your Hands Say Yeah
* The Life Pursuit / Belle and Sebastian
* ザンサイアン / Cocco
* Writer's Block / Peter, Bjorn & John
* Vocalist 2 / 徳永英明
・・・普通に普通すぎるねぇ。次点はチャットモンチー、Mumm-ra、OK Go、Shout out louds。スウェーデン勢2年連続ランクインならず!Radioheadは集計期間(?)が短すぎたので来年に期待。忘れてるだろうけど。前半は洋楽、 後半は邦楽、的な。Bloc PartyとTravisはサマソニが思い出されますなぁ。ブロパは個人的にはこの2ndの方が好きですが、巷の評判は1stの方が良いようで。トラヴィ スは、NMEの評価がいくら低くてもかまいません。ギターの音とメロですよ。ライブではやさしさに包まれました・・・。スピッツはあいかわらずのスピッツ 節。Clap Your Hands Say Yeahは「Satan Said Dance」以外があんまりインパクトがなかったかも。もう、あれから1年なんですねぇ。
●ベスト・チューン(日本)(順不同)
* 安室奈美恵 / Baby don't cry
* OCEANLANE / Walk Along
* Bonnie Pink / Water Me
* YUI / CHE.R.R.Y
* My Little Lover / dreamy success
ちなみに、2006年は↓でした。
* 恋の煙 / チャットモンチー
* LAST SONG / 風味堂
* This is Love / 宇多田ヒカル
* Tree Climbers / 木村カエラ
* 魔法のコトバ /スピッツ
・・・昨年に輪をかけてミーハーな感じですなぁ。アムロちゃんは肩の力が抜けた良曲。PVが結構好き。OCEANLANEはサマソニで2日目寝坊 して見れなかったバンド。サマソニでもらったiTunesカードで無料get。生で聴きたかったな~。キャッチーな、流行っぽい曲調ですね。ボニピンは久 々のヒット(Tonight, the Night以来。Perfect skyはあんまり・・・)。この曲でアルバムを買う気になりました。YUIは・・・こういう朗らかでわかりやす~いのが合ってると思います。マイラバは、 離婚後の引き続きの活動の祈念を込めて。Tommy Februaryが活動停止(?)中の隙間をねらったような、昔では考えられない音ですが、嫌いじゃないです。かなり。次点は絢香×コブクロ 「WINDING ROAD」。単体では大して好きじゃないけれど、これはデュエット(?)のお手本みたいな曲ですね。
↑を踏まえた今年のべストを1枚のアルバムにしてみました。え?あまり踏まえてないって??
1 All The Love In Your Hands by Thirteen Senses
2 Uniform by Bloc Party
3 Pressure Suit by Aqualung
4 Baby Don't Cry by 安室奈美恵
5 My Eyes by Travis
6 Satan Said Dance by Clap Your Hands Say Yeah
7 Water Me by BONNIE PINK
8 Your Love Alone Is Not Enough by Manic Street Preachers
9 オトメモリアル by PUFFY
10 Tonight I Have To Leave It by Shout Out Louds
11 Walk Along by OCEANLANE
12 dreamy success by My Little Lover
13 CHE.R.RY by YUI
14 漣 by スピッツ
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2008'01.05.Sat
2007年は記録しているだけで81冊の本を読みました。リストはこちらを参照。ビジネス書とか、資格テキスト・問題集はほとんど書いていないので、実際はもう少し読んでます。それにしても推理小説の割合が高い・・・。
月別で見ると、4月と7月が11冊と最多。逆に5月は2冊、12月は3冊のみ。4月といえば転職活動の真っ最中、7月は転職後すぐ。多忙だけれ ども積極的な精神だったのでしょう。5月は出張があって物理的に時間が少なかったこと、転職が決まって飲みに行く機会が増えたことが原因か。12月も飲み 会と、試験勉強が原因と見られる。
2007年、印象に残った本ベスト5は↓。順不同。
・有栖川有栖「女王国の城」
・高田崇史「QED 六歌仙の暗号」
・柄刀一「アリア系銀河鉄道」
・西澤保彦「収穫祭」
・森博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ完結
あとは源氏物語か。
2008年は、
●100冊本を読む。
●面白いものはレビューを書く。(貶さないのが前提。)
●推理小説の割合を増やさない(普通の本、ほとんど読んでない・・・)。
を目標に。
月別で見ると、4月と7月が11冊と最多。逆に5月は2冊、12月は3冊のみ。4月といえば転職活動の真っ最中、7月は転職後すぐ。多忙だけれ ども積極的な精神だったのでしょう。5月は出張があって物理的に時間が少なかったこと、転職が決まって飲みに行く機会が増えたことが原因か。12月も飲み 会と、試験勉強が原因と見られる。
2007年、印象に残った本ベスト5は↓。順不同。
・有栖川有栖「女王国の城」
・高田崇史「QED 六歌仙の暗号」
・柄刀一「アリア系銀河鉄道」
・西澤保彦「収穫祭」
・森博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ完結
あとは源氏物語か。
2008年は、
●100冊本を読む。
●面白いものはレビューを書く。(貶さないのが前提。)
●推理小説の割合を増やさない(普通の本、ほとんど読んでない・・・)。
を目標に。
2008'01.04.Fri
(βバージョン)
この作者の前作「イニシエーション・ラブ」もかなり楽しませてもらいましたが、帯に「あの『イニシエーション・ラブ』より驚けます。」とあったのはちょいと言いすぎ。驚けなくても楽しめます。
記憶を持ったまま10ヶ月前に戻ってやり直せる、というのが今回の設定。帯にも「リプレイ」+「そして誰もいなくなった」との煽りがあるし、本文中にもグリムウッドの「リプレイ」が言及されている。解説には、さらに「時をかける少女」(原田知世大好きです)、「タイムリープ」、「七回死んだ男」などたくさんの同様の設定の作品が書かれています。自分の敬愛する西澤保彦の「七回死んだ男」、自分の敬愛する原田知世主演「時をかける少女」、結構楽しく読んだ思い出のあるグリムウッドの「リプレイ」の設定ときたら、はまらないわけない!と思いましたね。これに加えて、実は設定を見てすぐに思いついたのは北村薫の「ターン」だったりします(これはも自分が敬愛する牧瀬里穂主演で映画化されてますね)。こちらは1日を延々と繰り返すお話ですが。
「七回死んだ男」や「リプレイ」、「ターン」と違うのは、これらの主人公はいやでも時を繰り返してしまうのに対し、「リピート」では繰り返すか繰り返さないかを選択できる点。そしてこのファクタが主人公の精神状態の推移に大きく影響を与えています。ここがこの小説で一番面白いと思ったところです。10ヶ月前に戻って、上手いことやればそのままその状態を維持して新しい生活に向かえるわけです。いやならもう一度10ヶ月前に戻ればよい。ただ、その世界はパラレルに流れていってしまう別な世界になってしまう。主人公は逡巡する。自分ひとりなら戻りたいけど、そのターンの中で築かれた関係は元には戻らない。そして、自分の記憶・経験もいやがおうにも蓄積していってしまうのである。ここら辺の心の動きに共感。
トリックも目が覚めるようなものでした。世界が反転するような。ま、自分が注意力散漫な状態で読んでいたような紋だったかもしれませんが。ちょっと引っかかるところがありましたがそれよりも納得感の方が強かった。
最初の設定の部分が少々長いけれども、設定オタにはたまりません。その後の展開は速い速い。一気に読みきりました。SF的な設定に嫌悪感のない方ならかなり楽しめると思います。
この作者の前作「イニシエーション・ラブ」もかなり楽しませてもらいましたが、帯に「あの『イニシエーション・ラブ』より驚けます。」とあったのはちょいと言いすぎ。驚けなくても楽しめます。
記憶を持ったまま10ヶ月前に戻ってやり直せる、というのが今回の設定。帯にも「リプレイ」+「そして誰もいなくなった」との煽りがあるし、本文中にもグリムウッドの「リプレイ」が言及されている。解説には、さらに「時をかける少女」(原田知世大好きです)、「タイムリープ」、「七回死んだ男」などたくさんの同様の設定の作品が書かれています。自分の敬愛する西澤保彦の「七回死んだ男」、自分の敬愛する原田知世主演「時をかける少女」、結構楽しく読んだ思い出のあるグリムウッドの「リプレイ」の設定ときたら、はまらないわけない!と思いましたね。これに加えて、実は設定を見てすぐに思いついたのは北村薫の「ターン」だったりします(これはも自分が敬愛する牧瀬里穂主演で映画化されてますね)。こちらは1日を延々と繰り返すお話ですが。
「七回死んだ男」や「リプレイ」、「ターン」と違うのは、これらの主人公はいやでも時を繰り返してしまうのに対し、「リピート」では繰り返すか繰り返さないかを選択できる点。そしてこのファクタが主人公の精神状態の推移に大きく影響を与えています。ここがこの小説で一番面白いと思ったところです。10ヶ月前に戻って、上手いことやればそのままその状態を維持して新しい生活に向かえるわけです。いやならもう一度10ヶ月前に戻ればよい。ただ、その世界はパラレルに流れていってしまう別な世界になってしまう。主人公は逡巡する。自分ひとりなら戻りたいけど、そのターンの中で築かれた関係は元には戻らない。そして、自分の記憶・経験もいやがおうにも蓄積していってしまうのである。ここら辺の心の動きに共感。
トリックも目が覚めるようなものでした。世界が反転するような。ま、自分が注意力散漫な状態で読んでいたような紋だったかもしれませんが。ちょっと引っかかるところがありましたがそれよりも納得感の方が強かった。
最初の設定の部分が少々長いけれども、設定オタにはたまりません。その後の展開は速い速い。一気に読みきりました。SF的な設定に嫌悪感のない方ならかなり楽しめると思います。
2008'01.03.Thu
暮れに新宿紀伊国屋に行ったら、「本日入荷!」というポップが書かれていたので衝動的に買ってしまいました。品薄だったみたいですね、大人の科学Vol.17。
というわけで、付録のテルミンminiを作ってみました。ロシア語だと「テルメノヴォクス」っていうんですね。プラモデルもまともに作れたことのない自分が挑戦しますよ。なんてったって、中学校の技術の時間でまともに作れたものはないくらいの不器用。ちりとりも、コーナーテーブルも、すべてクラスのみんなとは違うものができたものでした(涙)。
まず、100円ショップで買ったドライバを磁化させました。スピーカーの磁石に同じ方向にこすり付けただけで磁化するんですね。もっと長くつけていないとだめかと思っていましたが、4~5回こすり付けただけでねじを吸い上げるほど磁化しました。
脚をしっかりねじ止めしようとしたら、最後にねじのメスの方がバカになったのかくるくるいつまでもしまらなくなってしまった・・・案の定、カタカタガタついています。
その後15分ほど組み立てていって、本体がほぼ出来上がったにもかかわらずねじが3本余っている・・・。説明書を読み返すと、基盤のねじ止めをしていなかった・・・・orz。一番重要な部分なのに・・・。また分解して、基盤のねじ止めをして、再び本体を組み立てました。
結局、20分ほどして完成。僕にもできた!
BEEP音ですね。懐かしい・・・。チューニングを始めるが、難しい。というか、このぶーぶーBEEPでよいのかどうかもよくわからない。が、なんとか音階変化ができるようになったので良しとする。
チューナーがないので絶対音感をもたない自分にはどこがドなのかわからず。適当なところを基点として、チューリップを引いてみると音程は拙いもののなんとか曲に。おー。人を不安にさせるチューリップかもしれない。不安定で。
ちょこちょこ遊んでいきたいと思います。
でも、ちゃんとした音を聴いてみたいな~。
というわけで、付録のテルミンminiを作ってみました。ロシア語だと「テルメノヴォクス」っていうんですね。プラモデルもまともに作れたことのない自分が挑戦しますよ。なんてったって、中学校の技術の時間でまともに作れたものはないくらいの不器用。ちりとりも、コーナーテーブルも、すべてクラスのみんなとは違うものができたものでした(涙)。
まず、100円ショップで買ったドライバを磁化させました。スピーカーの磁石に同じ方向にこすり付けただけで磁化するんですね。もっと長くつけていないとだめかと思っていましたが、4~5回こすり付けただけでねじを吸い上げるほど磁化しました。
脚をしっかりねじ止めしようとしたら、最後にねじのメスの方がバカになったのかくるくるいつまでもしまらなくなってしまった・・・案の定、カタカタガタついています。
その後15分ほど組み立てていって、本体がほぼ出来上がったにもかかわらずねじが3本余っている・・・。説明書を読み返すと、基盤のねじ止めをしていなかった・・・・orz。一番重要な部分なのに・・・。また分解して、基盤のねじ止めをして、再び本体を組み立てました。
結局、20分ほどして完成。僕にもできた!
BEEP音ですね。懐かしい・・・。チューニングを始めるが、難しい。というか、このぶーぶーBEEPでよいのかどうかもよくわからない。が、なんとか音階変化ができるようになったので良しとする。
チューナーがないので絶対音感をもたない自分にはどこがドなのかわからず。適当なところを基点として、チューリップを引いてみると音程は拙いもののなんとか曲に。おー。人を不安にさせるチューリップかもしれない。不安定で。
ちょこちょこ遊んでいきたいと思います。
でも、ちゃんとした音を聴いてみたいな~。
2008'01.03.Thu
下半身に障害をもつ男性が探偵役、女性介護士がワトソン役となって進む短編集。
障碍者(ここでは「チャレンジ・パーソナル」って言われています。)が主人公なだけあって、短編に横筋を通しているのが障害者の問題。障碍者自身の問題と、障碍者に対する考え方を毎短編でいやというほど考えさせられます。
その割に読後感が軽いのは、作者の語り口のソフトさが効いているのでしょう。語り口だけで行けば日常の謎っぽいのを扱うのか、と思っていたらほぼ前編で殺人が出てきたのが意外でした。
「百匹目の猿」という作品だけ毛色が違い印象が残りましたが、解説で「21世紀本格」への書き下ろしだと書かれていました。他の短編は割とかっち り書かれている(推理の部分はガチガチではなくて、発想の飛躍で意外な結論にたどりつくものが多いですが)のに対し、この作品はだんだんと夢の中に入って いくような不安な状態のまま推移していきます。そこにいろんな論議が登場して彩りを添える形。
表題作「レイニー・レイニー・ブルー」も好きですね。登場人物の動きに共感しちゃいます。挿入されている障碍者の性行為についての小話も始めて知る話だったので驚きました。
探偵役もそうだし、ワトソン役の介護士も毒を見せて、思考停止的・性善じゃないところも軽快に読み進められるポイントじゃないかと。
障碍者(ここでは「チャレンジ・パーソナル」って言われています。)が主人公なだけあって、短編に横筋を通しているのが障害者の問題。障碍者自身の問題と、障碍者に対する考え方を毎短編でいやというほど考えさせられます。
その割に読後感が軽いのは、作者の語り口のソフトさが効いているのでしょう。語り口だけで行けば日常の謎っぽいのを扱うのか、と思っていたらほぼ前編で殺人が出てきたのが意外でした。
「百匹目の猿」という作品だけ毛色が違い印象が残りましたが、解説で「21世紀本格」への書き下ろしだと書かれていました。他の短編は割とかっち り書かれている(推理の部分はガチガチではなくて、発想の飛躍で意外な結論にたどりつくものが多いですが)のに対し、この作品はだんだんと夢の中に入って いくような不安な状態のまま推移していきます。そこにいろんな論議が登場して彩りを添える形。
表題作「レイニー・レイニー・ブルー」も好きですね。登場人物の動きに共感しちゃいます。挿入されている障碍者の性行為についての小話も始めて知る話だったので驚きました。
探偵役もそうだし、ワトソン役の介護士も毒を見せて、思考停止的・性善じゃないところも軽快に読み進められるポイントじゃないかと。
2008'01.01.Tue
2008'01.01.Tue
【2008年に買ったCD/Tunes】
3月
2月
3月
- My Little Lover / 「ラビリンス」
- 中山美穂 / 「色・ホワイト・ブレンド」
- Los Campesinos! / 『Hold on now, yongster...』
- 宇多田ヒカル / 『HEART STATION』
2月
- RADWIMPS / 「オーダーメイド」
- VITAS / 『VITAS』
- SIXPENCE NONE THE RICHER / 『THE BEST OF SIXPENCE NONE THE RICHER』
2008'01.01.Tue
【2008年に読んだ本】
10月
9月
8月
7月
6月
4月
3月
2月
1月
10月
- 3日 アシモフ「小悪魔アザゼル18の物語」
9月
- 森博嗣「まどろみ消去」(再読)
- 25日 森博嗣「目薬αで殺菌します」
- 26日 西澤保彦「夢は枯野をかけめぐる」
- 27日 北森鴻「瑠璃の契り」
- 28日 東野圭吾「探偵ガリレオ」
8月
- 高田崇史「パズル自由自在」
- 道尾秀介「向日葵の咲かない夏」
- 東野圭吾「容疑者Xの献身」
- 米澤穂信「クドリャフカの順番」
- 西尾維新「クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子」
7月
- 高田崇史「パズル自由自在」
- 近藤史恵「賢者はベンチで思索する」
- 米澤穂信「春期限定いちごタルト事件」(再読)
6月
- 西尾維新「クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識」
- 矢崎存美「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」
- 石持浅海「セリヌンティウスの舟」
- 古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」
- 米澤穂信「クドリャフカの順番」
- 1日 小方厚「音律と音階の科学」
- 9日 ローリー・リン・ドラモンド「あなたに不利な証拠として」
- 21日 森博嗣「工学部・水柿助教授の解脱」
4月
- 6日 谷原秋桜子「天使が開けた密室」
- 13日 竹本健治「囲碁殺人事件」
- 18日 西尾維新「クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い」
- 27日 佐藤友哉「水没ピアノ 鏡創士がひきもどす犯罪」
- 28日 森博嗣「どきどきフェノメノン」
- 28日 西澤保彦「腕貫探偵、残業中」
3月
- 2日 鯨統一郎「みなとみらいで捕まえて」
- 2日 加納朋子「てるてるあした」
- 9日 島田荘司「龍臥亭幻想 上」
- 9日 島田荘司「龍臥亭幻想 下」
- 11日 我孫子武丸「弥勒の掌」
- 12日 米澤穂信「犬はどこだ」
- 14日 森博嗣「森博嗣の道具箱」
- 17日 柄刀一「ゴーレムの檻 三月宇佐見のお茶の会」
- 18日 高田崇史「QED 鬼の城伝説」
- 18日 司馬遼太郎・井上ひさし「新装版 国家・宗教・日本人」
- 19日 大野あい「十一月の扉」
- 21日 有栖川有栖「モロッコ水晶の謎」
- 21日 鯨統一郎「タイムスリップ釈迦如来」
- 22日 森博嗣「工作少年の日々」
- 23日 北山猛邦「『瑠璃城』殺人事件」
- 30日 ピーター・ラヴゼイ「マダム・タッソーがお待ちかね」
2月
- 3日 柄刀一「fの魔弾」
- 10日 よしもとばなな「とかげ」
- 16日 宋文洲「ニッポン型上司が会社を滅ぼす!」
- 17日 霞流一「スティームタイガーの死走」
- 17日 北森鴻「写楽・考 蓮丈那智フィールドファイル3」
- 21日 黒田研二「ウェディング・ドレス」
1月
- 2日 柄刀一「レイニー・レイニー・ブルー」
- 3日 乾くるみ「リピート」
- 6日 宋文洲「やっぱり変だよ日本の営業」
- 7日 土屋賢二「哲学者かく笑えり」
- 8日 パット・マガー著 大村美根子訳「七人のおば」
- 10日 森博嗣「タカイ×タカイ」
- 16日 柄刀一「十字架クロスワードの殺人」
- 25日 桜庭一樹「少女には向かない職業」
- 28日 鯨統一郎「すべての美人は名探偵である」
2008'01.01.Tue
(2007/09/23更新)
このBlogは、都の東北新宿近郊(引っ越しました)に住むyuriyの趣味日記です。もともと自転車中心の日記でしたが、それだけではもたないのでなんとなく何でもありにしようかと。
扱っている話題は、だいたいこんな感じ。
- [Cycling] 自転車関係
持っているの自転車は↓
・Louis Garneau LGS-TR-1 2005→ 友人に譲りました。
・riese unt muller BD-1 standard (Black) 2007
→BD-1ばかり乗ってます。改造は殆どなし。気合いをあまり入れない方向で・・・。楽しく、ゆるく、まったりと。
→いま住んでいる場所が自転車を必要としないので、乗らなくなりましたねぇ・・・。
- [Music] 音楽関係
→British Pop/Rockが好き。Travis, Belle & Sebastian、Thirteen Senses、Aqualung、Coldplay、CLAP YOUR HANDS SAY YEAH、Bloc Partyなど。美メロ系?
→日本人ではスピッツ、Bonnie Pink、Coccoとか。カラオケでは何でも歌うけど。
→2008年に買ったCD/Tunes
→2007年に買ったCD/Tunes
→2008年に行った/行く予定のライブ
→2005/2006/2007年に行ったライブ
→トランペット習ってます練習休止中練習再開。 愛器はYAMAHAの安いやつ。
→リコーダーでクラシック、童謡、ポップスなんかも。
- [Sport]スポーツ
→テニス。もっぱらプレイする方で、観戦にはそんなに関心なし。DUNLOPのRIM Professional-Sという黄色いラケットを使っています。
- [Books]読書
→推理小説をよく読みます。好きな作家は、西澤保彦、有栖川有栖、森博嗣。
→2008年に読んだ本
→2007年に読んだ本
どうぞよろしく。
2007'12.16.Sun
13日、Shibuya O-NestにShout out loudsのライブを見に行ってきました。
7時半頃着いたら、30人くらいの人が入っていて。入り口でくじをもらって、ビールを買って中へ。しばらくはフロアではなくバーコーナーでうだうだと。入ったときDJがPeter, Bjorn and Johnの「Young Folks」が流れてた。
20時スタートのところが、実際に始まったのは30分過ぎ。フロアは結構埋まっていましたね。200人くらいか。(おそらく)スウェーデン人が多くて背がみんな高くて見にくいぞ。
オープニングが、2ndの中でも好きな「Hard Rain」からだったのでいきなりテンション上がったボーナストラックだけど。音量がそんなに大きくなくてポップで聴きやすい。不満な人もいそうだけど。
いや~、ライブでこんなにポップなのって珍しい。みんないろんなことやってて、見てて楽しい。マラカスでギター弾いたり。替え歌して「今日は君がいなくて、気になる」とか歌っているところを「今日は君がここ東京にいる!」って歌ったのに反応が薄くてかわいそうだったかも。
1stの曲でみんな盛り上がってたけど、自分は2ndしか聞いていなかったのでちょっと悔しかった。2ndはアルバム曲でも一人で盛り上がれたからおあいこか。1st欲しい・・・物販はまったくなし。
アンコールも3曲やってくれて。ライブ後バーコーナーに戻ったらメンバーが来てた!キーボードの女の子と握手してちょっとしゃべれた~^^
ライブの模様は1月にウェブにアップされるそうなので、関心ある方はどうぞ。アドレス忘れた・・・。
Tonight, I have to leave it
7時半頃着いたら、30人くらいの人が入っていて。入り口でくじをもらって、ビールを買って中へ。しばらくはフロアではなくバーコーナーでうだうだと。入ったときDJがPeter, Bjorn and Johnの「Young Folks」が流れてた。
20時スタートのところが、実際に始まったのは30分過ぎ。フロアは結構埋まっていましたね。200人くらいか。(おそらく)スウェーデン人が多くて背がみんな高くて見にくいぞ。
オープニングが、2ndの中でも好きな「Hard Rain」からだったのでいきなりテンション上がったボーナストラックだけど。音量がそんなに大きくなくてポップで聴きやすい。不満な人もいそうだけど。
いや~、ライブでこんなにポップなのって珍しい。みんないろんなことやってて、見てて楽しい。マラカスでギター弾いたり。替え歌して「今日は君がいなくて、気になる」とか歌っているところを「今日は君がここ東京にいる!」って歌ったのに反応が薄くてかわいそうだったかも。
1stの曲でみんな盛り上がってたけど、自分は2ndしか聞いていなかったのでちょっと悔しかった。2ndはアルバム曲でも一人で盛り上がれたからおあいこか。1st欲しい・・・物販はまったくなし。
アンコールも3曲やってくれて。ライブ後バーコーナーに戻ったらメンバーが来てた!キーボードの女の子と握手してちょっとしゃべれた~^^
ライブの模様は1月にウェブにアップされるそうなので、関心ある方はどうぞ。アドレス忘れた・・・。
Tonight, I have to leave it
Profile
HN:
yuriy
性別:
男性
自己紹介:
広く浅く物にならない日記。音楽、自転車とか、モノとか。
Key Word: BD-1、British pop/rock、推理小説、デジモノ、テニス、折り紙、guitar pop、ボードゲーム?、ロシア、ウクライナ
[自己紹介]
Key Word: BD-1、British pop/rock、推理小説、デジモノ、テニス、折り紙、guitar pop、ボードゲーム?、ロシア、ウクライナ
[自己紹介]
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