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澱みに浮かぶベージュの蛇 -A Floating Beige Snake on Deposit

もやもやっと、水面から顔を出してます。 みそじ系。

■[Business]Economics
[2024/11/23] [PR] (No.)
[2007/01/29] リサイクル下水、飲むしかない (No.197)
[2007/01/23] ネット放送について (No.196)
[2006/12/20] 人口減 (No.190)
[2006/10/02] Nintendo DS Liteの品薄感を解消するには (No.155)
[2006/09/28] Googleと外部性 (No.150)
2024'11.23.Sat
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2007'01.29.Mon

Yahoo!配信の読売新聞が、オーストラリアの一地方で旱魃のために下水をリサイクル(?)して飲料水として使用する決断を下したと伝えている。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000514-yom-int


マスターキートンで、小水を漉して飲む話はあったけど、あれに比べたら、ちゃんと濾過するんだろうから飲みやすいのかも。でも、極限状態ではなくて普通の状態では、いくら無味無臭になっているからといっても、厳しい。


日本は水資源の豊富な国とされている。灌漑が必要なところもあるが、熱帯雨林を別にすれば極端に雨は多い方。夏に「水が少なくなっています!」と警告は毎日のように出るけれども、もうどうしようもなくて、ここのように下水をリサイクルする、という話にまでなってはいないのは幸せ。「資源が少ない」と言うが、人的資源や水資源は豊富。木材も豊富。ただ、資源があることと人々が幸せであることは必ずしも一致しないのだけれども・・・。


水について言えば、家庭用よりもむしろ工業用需要の問題なら支障はないかも?オーストラリアの事情はわからないが。


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2007'01.23.Tue

 注:トラックバックした記事と直接はあまり関係ないかもしれませんが、少なくとも大きくインスパイアされています。


最近テレビをめっきり見なくなった。つまらなくなったのか、と聞かれれば、おそらくそうではないと思う。お笑い番組など偶然に見たら、面白おかしく笑ってしまうし。ワイドショーなんかは、その存在自体が嫌いになった、というのはあるかもしれない。でも全体のレベルが落ちたか?といわれると、むしろ短時間で視聴者をエンターテインする効率性が上がっているのではないか、というのが思いつく感想。お笑い番組は確実に昔より面白い、と思っている。では見なくなった原因は。


まず、テレビを見ている時間がなくなったのが一つ。仕事や、基本的な生活に必要な時間は変わっていないと思われる。テレビを見ていた、その時間は何に使っているのか。


一番最初に思いつくのはネットでいろいろ調べ物をする時間だろう。調べ物、といっても、いわゆる「ネットサーフィン」のときもあれば、一つのテーマで深く調べているときもある(合コンのレストラン探しなど。)。テレビを見ないからといって、ネットで映像を見ているわけでもない。もともと映像にあまり関心がないのもあるかもしれない。YoutubeやYahoo動画で、関心のあるものがあれば見るが。


なぜ実現しないネット放送--「品質論」唱える既得権益者の本音』で、ネット放送について書かれている。ここでは、一般的な「テレビ」放送との対立軸の例として、Youtubeを挙げている。






 否、もっと正確に言うと「受動的な視聴を好みがちだった視聴者が、ネットの普及に伴って能動的な視聴スタイルにも目覚め、これまで望まれるままに一方的な放送サービスを提供し続けてきた放送業界は、根底からその姿勢を見直さなければならない時期に差しかかってきた」という表現の方が正しい。



そのとおり、と思う。ただ、視聴者のパイは変わっていないのだろうか?まったく個人的な経験だが、自分は以前はテレビを好んで見ていたが、今はYoutubeやYahoo動画など無料オンデマンド的な動画を見ている時間を加えても、そのような映像を視聴する時間は激減した。経年的な変化の方が実際多いのかもしれないが、このような例は少なくない、と想像する。映像の方が情報量が多い傾向にある(それこそVisual的な)のかもしれないが、テキストの方が(頭の中での)展開後の情報量は多くなる可能性もある。これは個人の嗜好に寄るものだろう(繰り返すが、現在の自分は映像にあまり関心がない)。


最近CDが売れなくなった理由として、iTunesや着うたをはじめとするダウンロードでの販売やコピーが原因であるとされていたが、若年層の「自由に使えるお金」が、以前はCDに向かっていたところが携帯等別の「エンタテイメント」に向かってしまった結果、CDにはお金を掛けられなくなった、という分析をオリコンがしていたことを記憶している。「お金」という有限のリソースのパイの切り分けの問題、というわけだ。


映像に関しては、「既存の放送」と「新しい形の放送(例えばネット放送)」との間で争っているというよりも、映像とそれ以外のもの、テキストや音楽と、個人の「時間」という有限のリソースを分け合っていると捉えた方が業界にとっては、将来の見通しを分析する上で有益なのでは?現時点では、ネットという新しいメディアに先に馴染んだテキストのコンテンツが先行している。乗り遅れている映像というコンテンツが、このメディアに馴染むにしたがって、巻き返すのではないかという予想もある。ただ、それはYoutubeのような、既存のコンテンツをオンデマンド型にしただけでは不足である。普及率が全く不足している。では、それが何か、と聞かれてもアイディアはないのだが(あったら、その実現に向けて動きますよ。お金欲しいし)。


2006'12.20.Wed

 2055年の人口は8993万人、4割は65歳以上↓


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000086-mai-pol


という記事を読んで、思ったこと。


 人口減自体が悪いことではない。急に高齢化が進むため、年金システム等が時代に追いつかないので、悪いことだと思われているだけ。それとこれとは別問題。


 年金システムが破綻するから?技術革新の要素を組み込まないプリミティブな成長理論では人口成長率が経済の自然成長率だから?人口は減らすべきじゃないっての?そういう問題なんですか?


 と、疑問口調(怒り口調、挑戦的口調とも言う)で書いてみましたが、特に深く考えているわけではありません。


2006'10.02.Mon

NDSを欲しがるアナログ親


 実家で親にNintendo DSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」をやらせてみたら、案の定はまった。もともと流行りだす前からイラストロジック(ロシア語だと Japanese crossword(のロシア語訳ね)と言うらしい)とか、ナンプレ(数独??)にはまっていたので、当然といえば当然。だがしかしまさかDS本体が欲しいと言い出すとは思わなかった。こういうところが市場の裾野を広げたという所以なのでしょう。


 電源ケーブルを持ってきていたら自分のDS Liteをあげてもよかったのですが、本体しかなかったので、では買いに行こうということに。最近は少しは出回るようになったかな、という印象があったのだが・・・。


 家電量販店、ショッピングモールのおもちゃ屋、イトーヨーカドーみたいなスーパーといろいろ回ったが、どこもかしこも売り切れ。田舎の方ではまだまだ品薄なのですね。途中で寄ったトイザラスで、ずっと探していたバブルボブルDSを発見したので購入。発売してからそんなに経っていないのに、アマゾンでも買えないレアアイテムなのです。


 結局、今回はあきらめるということになりました。せっかく、珍しく親がこういうの欲しいと言ったのに。インターネットへの細々とダイアルアップ接続していたのも、設定がおかしくなったのか1年前ほどに「接続できなくなったから解約する」と言って即座に切ったアナログ親なのです。携帯電話もメールやってません。


DSの品薄感を解消するには


 DSっていつまで品薄なんですかね~。アマゾンでは20000円~ヤフオクだと18500円くらいか。飢餓感を蔓延させて売り出すマーケティング戦術なのか、単に生産能力が追いついていないのかは知りません。この品薄状態を解決するためには、



  • 任天堂がDSの供給量を増やす

  • メーカー小売希望価格(そんなのがあれば)を20000円くらいに上げる


という方法があります。


 1 番目は、需給一致を供給サイドで調整するやり方。需要を減らすという手もあるけれども、それは難しそう。ネットで「DSをやると脳みそが不活性化する」とか「DSで子供が失神!」とかのデマを流すとか、お店で売られているDSに毒を仕込んで脅迫状を出すとか、そんなネガティヴな行為しか考えられないです。


 2 番目は、価格を調整するやり方。現在では、需給バランスが取れる価格よりも低い価格に小売価格が人為的に設定されている状態と見られるので、小売価格を上げてやればOK。ヤフオクが価格調整スピードが一番速そうなので、ヤフオクに倣って18500円+任天堂ブランド(リスクがない)のプレミアム=20000円でどうでしょうか。そこまで価格が上がれば、16800円なら欲しい人でも欲しくなくなる人が出てくるでしょうから。ガソリンの値段が上がって車に乗るのを控えるのと同じ。


 ただし、DS市場のバランスを均衡させなければいけない必要性は、少なくともユーザーにはどこにもありません。メーカー側は気を使ってるだろうけど。あまりの飢餓状態になると、今度は攻撃されるだろうから。


 うーん、なんか全然違う方向に話が進んだなぁ・・・。本当は560円でNDS本体を手放すことになった出品者というニュースにもって行きたかったのですが。


2006'09.28.Thu

 昨日の掃除のせいで、居住空間は快適になったが狭い廊下に本やCDのタワーが出来上がってしまって、足の踏み場のない感じです。はて、このモノたちはどうしたものやらと、思考停止中。


 散らかしたまま、カラオケイッテキマース"8-( *゜ー゜)カタカタカタ--..


Google好き?


 使うツールが、Google NotebookとかGmail、Googleカレンダーと、やけにGoogle関係ばっかりなんですよね。Googleの回し者ではないのですが・・・。もちろん、Googleの提供するツールが使い易いというのが大きな理由のひとつです。個別のツールを見ると、Google関連より使い易そうなものはいろいろとあります。ただ、使いやすいからといっていろいろなツールを使うのも面倒だというだけです。すべてGmailに集約して工夫して使う、という方もいますし、大変参考になります。Word、Excel、PDFファイルも見れるのは大きい。


 結局、ツールは統一性があったほうが使い方を覚えるのが楽ですし、感覚的に操作方法に入っていけます。Googleパーソナライズドホームに登録しておけばここから一気に使えますし。要するに面倒くさいから。あれも、これもと極めるほど詳しくない;;


外部性


 これまでも、Microsoft Officeなんかがこういう戦略だったと思われます。ワープロと表計算、データベースを似たような操作方法で使える(実際はそうでもないけど・・・)のが強みだったのでしょう。一太郎やロータス1-2-3が、それぞれMS-WordやMS-Excelよりも使いやすかったのか使いづらかったのかのかは分かりませんが、Wordから入った人はロータスよりもExcelの方が使いやすいのは確実。こうやってMS Officeの優位性が強化されていったのだと想像します。いわゆる外部性のようなものでしょうか。そのコンテンツ自体の価値に加えて、コンテンツに付随して市場を介さずに価値が生み出される(あるいはマイナスの価値が生み出される(公害など))というやつです。


 Googleも似たような戦略なんでしょうね。こういうIT分野は外部効果が大きいでしょうし、シェアを取ったもの勝ちなのかも(ただ、入れ替わりの激しい分野でもあるけど)。今のところ広告も入らないし(そのうち入るんだろうな・・・メールの内容とかチェックして、それにあった広告を出すとか)、どこで儲けているのかよくわかりません。少なくとも良い評判というものは株価になって跳ね返ってくる、というわけで。


 なかなかGmailの使い方やGTDまで入れないな・・・。



  • 追記:


 いろいろ文中にリンクを張ったりすると、編集中にブラウザがおちるて内容が消える、ということが2回あったので、今回はあまりしませんでした。なぜかしら。


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